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極端に考える (2025/09/21)

プログラムのバグは少なければ少ないほど、良いだろうか? ……うん、バグなんて無い方が良い。バグをゼロにしても、デメリットは何もない。100%良い。



プログラムの処理速度は、速ければ速いほど良いだろうか? ……良いとは思うけど、消費電力は多くなるかもしれない。でもまぁ、気にするほどではない。これも100%良いと言っていいだろう。



モニタ解像度は高ければ高いほど良いだろうか? 4K、8K、16K、上がれば上がるほど良いだろうか? 一般的なリビングや自室で観る限り、目が差を認識できなくなりそうだ。コンピュータの計算リソースも多く使ってしまう。それだったら、HDR対応などをした方が良いのではないか。ある程度まで高い方が良いが、高ければ高いほど良いとは言えない



UIのボタンの数は、少なければ少ないほど使いやすいだろうか? ……まぁ、分かりやすくなるのは間違いない。しかし、ショートカット実行できる機能が少なくなるので、一概に良い事だとも思えない。ダブルタップや長押しなどのジェスチャーで代替するのも限界があるだろう。

多すぎるのは良くないけど、少なすぎるのも不便。モニタ解像度と似ているかもしれない。



アウトプットのためのインプット、どれくらい必要なんだろう? インプットがゼロだったらどうだろう? ……まぁ、大抵の人にとっては生み出すものに成約が掛かってしまいそうだ。ある程度のインプットは大事な気がする。

では、インプットは多ければ多いほど良いか? 研究者でもない限り、インプットはそこそこにして、アウトプットに比重を置いた方が良さそうだ。



質や量で物事の良し悪しを考える時は、一度極端に考えてみる。少なかったりゼロだった場合、むっちゃ多い場合。

そして良し悪しがどんなカーブを描くか考えてみる。多ければ多いほど、少なければ少ないほど良いのなら、単純にそれを目指すと良いだろう。でも、上下するようなカーブを描くのなら、二元論的な考えは良くない。センスや感覚的なもので判断するしかない。自分の感覚や判断は絶対ではない